しびれ・ふるえ・歩行困難

しびれ・ふるえの原因は極めて多岐にわたります。脳卒中やパーキンソン病などの脳神経の病気、頚椎症や腰椎症などの整形外科領域の病気、ホルモン異常やビタミン欠乏、貧血、糖尿病などが原因となることもあります。中には免疫異常が原因で、脳・脊髄や末梢神経が障害される難病もあります。ただし最も多いのは、原因は特定できないがそれほど悪いものではない、というしびれです。正確な診断には、神経内科専門医による詳細な神経診察と末梢神経伝導検査などの筋電図検査が必要になります。

歩行障害
腰や膝が悪くなると歩行困難になります。しかし脳卒中やパーキンソン病、ビタミン欠乏などが隠れている場合があり、疾患によっては治療が遅れると後遺症が残る場合もあります。こういった病気は通常の血液検査やMRI・CT検査では異常を見つけることができないため、早期発見にはやはり神経内科専門医による詳細な神経診察が必要となります。