一般内科・生活習慣病

一般的な内科疾患(感冒など)、生活習慣病(高血圧、糖尿病、高脂血症)の診療を行います。生活習慣病は、単に動脈硬化の原因となるだけでなく、認知症の発症にも大きく関係していることがわかっています。当院では、脳卒中や認知症の予防を第一目標とし、数値の改善だけを目標にすることなく、全人的な治療を目指しています。
 動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中、腎不全、下肢壊疽、失明等々の重篤な疾患の原因となります。動脈硬化を進行させる五大危険因子が「高血圧」「高脂血症」「喫煙」「肥満」「糖尿病」です。これらは自覚症状なく、どんどん動脈硬化を悪くし、命に関わる病気を引き起こすことから「サイレントキラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれます。沈黙の殺し屋にやられないようにするには、これら五大危険因子を如何にコントロールするかが鍵となります。ただ、薬を飲んでるから大丈夫、というのは誤解です。よく勘違いされるのですが、薬を飲んで血圧や血糖が正常化していても、決してそれだけで十分ではありません。血圧や血糖を上げる素因自体は残っているのです。素因がそのままではどんどん薬が増えるだけです。逆に、夜間の睡眠を改善するだけで血糖値と血圧が正常化するようなこともあります。薬は必要ですが、薬だけに頼らない治療を一緒に考えさせていただきます。